運営者情報

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孝行エンジニア

ITエンジニア / 遠方から親を見守る40代

このサイトを作った理由

10年ぶりに帰省した、あの日の食卓を忘れられません。

昔はあれほど食べることを楽しんでいた父が、食事のたびに「むせないかな」「これは噛み切れるかな」と、どこか不安そうに箸を運んでいました。お茶を飲むだけで激しくむせ込み、楽しいはずの食卓が「救急車を呼ぶか?」と一瞬で凍りつく。本人も母も「大丈夫だから」と言うものの、その顔はどこか悲しそうでした。

私が子供のころ、食卓はいつも賑やかでした。その記憶と、目の前の沈黙した食卓の落差に、胸が締め付けられました。

すぐにスマホで「食べやすい食事」を探し始めました。キユーピーやアサヒなど、各メーカーの公式サイトには商品が分かりやすくまとめられていました。でも、私が探していたのは——

「腎臓に負担をかけず、喉に詰まらせることがなく、できれば色々な種類で」

この条件に合う商品を、メーカーを横断して比較するのは、想像以上に骨が折れました。結局、いくつかのレトルト食品を選ぶのに、何時間もスマホとにらめっこすることになりました。

「私の世代でさえこんなに選ぶのが大変なら、当事者や老老介護をしている方々は、毎日どれほどの不安の中で食事を用意しているんだろう」

そう思った瞬間、このサイトを作ることを決めました。

「『これで大丈夫』と即座に確信できて、安心して『美味しいね』と言い合える時間を1秒でも増やしたい」——その個人的な願いが、このサイトの原動力です。

父に介護食を送った日

まず選んだのは、キユーピーの「やさしい献立」とアサヒグループ食品の「バランス献立」の詰め合わせでした。

父の腎臓の数値を気にしながら、各メーカーの公式サイトを何度も往復し、塩分やたんぱく質が控えめで、かつ噛む力が弱っていても食べやすいUDF区分2(歯ぐきでつぶせる)と区分3(舌でつぶせる)を段ボールいっぱいに詰めて送りました。

荷物が届いたその日の夜、母から電話がありました。受話器越しの母の声が、いつもより少し弾んでいたのを覚えています。

「お父さんの分だけ別に作るのが、本当はすごくしんどかったの。今日はレンジで温めるだけで出せたから、久しぶりに私もゆっくりご飯が食べられたわ」

その言葉を聞いて気づきました。離れて暮らす自分ができる親孝行は、父の栄養管理だけではない。「母の家事負担を減らすこと」でもあったのだと。

肝心の父の反応ですが、最初はレトルトのパウチを見て「俺はまだこんな年寄り向けの飯は食わん」と不服そうだったそうです。でも、一口食べて黙り込み、結局きれいに完食したと聞きました。母いわく「私が作る減塩食は味が薄いけど、これは出汁がしっかり効いていて美味しかったみたい」とのことでした。

失敗から学んだこと

ただ、反省点もありました。

「万が一、もっと噛めなくなった時のために」と、良かれと思って「区分4(かまなくてよい)」というペースト状の商品も数個混ぜておいたんです。

後日、母から聞きました。父はそれを見た瞬間、「これは流動食じゃないか。俺はまだ噛める」と不機嫌になってしまったそうです。

電話越しにその話を聞いて、胸が痛みました。直接顔を見ていない分、父のプライドを傷つけてしまった食卓の空気を想像して。

「ただ柔らかければ安心、というわけじゃない。親父にとっては『形あるものを噛んで味わう』ことが、生きる気力そのものだったんだ」

この失敗体験が、今のサイトで「UDF区分」や「形状」を明確に表示し、細かく検索できるようにした理由です。

「手料理の呪い」からの解放

正直に言います。私は最初、レトルトの介護食を送ることに罪悪感がありました。

「本来なら、家族が愛情を込めて、手間暇かけて柔らかく煮込んであげるべきなんじゃないか?」
「出来合いのものを送るのは、冷たい『手抜き』なんじゃないか?」

そんな、「手料理こそが愛」という呪いのような思い込みがあったんです。

でも、母のあの弾んだ電話の声を聞いて、その考えは粉々に砕けました。

手作りにこだわって、台所で何時間も野菜を刻み、味付けに悩み、食べる様子をハラハラしながら見守る。その結果、介護する側が疲弊しきってしまい、食卓から笑顔が消えてしまうなら——それは誰のための「愛」なのでしょうか?

私は声を大にして伝えたい。

「レトルト介護食を使うことは、決して『手抜き』ではありません。
それは、大切な家族を守るための『安全装置』であり、
介護する自分自身を守るための『盾』です。」

プロが作った「喉に詰まらない柔らかさ」と「完璧な栄養計算」を頼ることで、作る人の心に余裕が生まれます。その余裕があって初めて、「今日はいい天気だね」「昔こんなことがあったね」という、何気ない会話が食卓に戻ってくるんです。

このサイトでできること

私が本業で培ったデータベース設計検索ロジック構築のスキルを活かして、独自の絞り込み機能を開発しました。

「UDF区分3」×「低たんぱく」×「卵なし」——こんな風に複数の条件を掛け合わせて、全メーカーの商品を一発で絞り込めます。

何時間もスマホとにらめっこしていた、あの時間を5秒に短縮してください。

掲載メーカー
キユーピー、アサヒグループ食品、明治、マルハニチロ、ハウス食品 他
絞り込み条件
UDF区分(やわらかさ)、栄養成分(たんぱく質・塩分・カリウム・リン等)、アレルゲン除外(28品目対応)、保存方法、商品タイプ など
掲載情報
原材料、栄養成分、アレルゲン、内容量、UDF区分、保存方法

父の今

おかげさまで、今は病状も体重も安定しています。

毎月、私がネットで見つけた「新作の介護食」や「食べやすそうなデザート」を詰め合わせて送るのが、我が家の新しい習慣になりました。

電話をするたびに「今回送ったあの煮魚、どうだった?」と聞くのが楽しみなんです。昔は仕事の話か子供の話くらいしかしなかった父と、今では「食感」や「出汁の味」について熱く語り合っています。

食事への恐怖がなくなったことで、父自身の性格も以前の穏やかさに戻ったように感じます。

伝えたいこと

今、食事や介護に向き合い、責任感で押しつぶされそうになっているあなたへ。

どうか、「完璧な家族」であろうとしないでください。

今の技術は本当に進んでいます。頼れるものは全部頼ってください。

「泣きそうな顔で作る手料理」よりも、
「笑顔で一緒に食べるレトルト食品」の方が、
きっとご本人にとっても一番の栄養です。

あなたが笑顔でいることが、何よりの介護です。

このサイトのテーマは「怯える時間のゼロ化」です。

「どれを選べば安全か?」と悩み、怯える時間をゼロにして、その分、目の前の大切な人と「美味しいね」と言い合う時間に充ててほしい。

このサイトが、あなたの肩の荷をほんの少しでも降ろす役に立てることを、心から願っています。

運営者プロフィール

ニックネーム
孝行エンジニア
職業
ITエンジニア(Webサービスのバックエンド開発、データベース設計などを担当)
経験年数
約10年
年代
40代
お問い合わせ
ご質問、情報の訂正依頼、新商品の掲載リクエストなどがございましたら、以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。皆様と一緒に「日本一選びやすい介護食サイト」を育てていければ嬉しいです。

当サイトの情報について

  • 掲載している商品情報は、各メーカーの公式サイトおよび商品パッケージをもとに作成しています。
  • 商品のリニューアル等により、実際の商品と情報が異なる場合があります。ご購入の際は必ず商品パッケージをご確認ください。
  • アレルギーに関する情報は、特に慎重にご確認ください。製造ラインでの混入(コンタミネーション)等については、各メーカーにお問い合わせください。
  • 腎臓病や透析治療中の方は、必ず主治医や管理栄養士の指導のもとで食事管理を行ってください。
  • 当サイトはアフィリエイトプログラム(Amazon アソシエイト、楽天アフィリエイト)に参加しています。

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